サウジアラビア石油施設攻撃による生活や株価への影響は?

9月14日早朝にサウジアラビアのアブカイクにある石油施設2か所が攻撃されたという報道がありました。
石油施設が攻撃されたことによる株価への影響どうか?
生活への影響ってあるの?
遠くで起こっている出来事が身の回りにどう影響するか見ていきましょう
攻撃された石油施設があるアブカイクの場所
攻撃された石油施設があるアブカイクとクライスのある場所を確認しましょう。
ペルシャ湾に面したサウジアラビア東部の石油施設が攻撃されたようです。
アブカイクの位置
石油施設の現状
攻撃があった9月14日から1日経過しておりますが、現在被害の全容はまだ明らかになっていません。
火災自体は沈静化されているようですが、石油生産量にどれくらい影響があるのでしょうか?
欧米メディアではサウジアラビアの原油生産量の半分近くに影響があるという報道もあります。
サウジアラビアの石油施設を誰が攻撃したのか
今回の石油施設攻撃に関してイエメンのイスラム教武装は組織フーシ派が犯行声明を出していますが、確証はありません。
今回の攻撃の背後にはイランが関与しているとの情報もあります。
攻撃者特定の続報を待ちましょう。
石油施設への攻撃で生活への影響は?
今回のサウジアラビアの石油施設への攻撃を受けて日本で暮らす我々への影響はどうなるでしょうか?
まず、オイルショックの時のようにすぐに劇的に影響が出るということはありません。
長期的に原油価格の高騰することにより生活費を圧迫することが想定されます。
例えば車を持っている方はガソリンの価格が上昇することが想定されますし、冬季の暖房に石油を使っている場合はその価格も上がる可能性があります。
直接的な影響はガソリンや石油などの金額でわかりますが、企業における製造コストの上昇が間接的に家計に影響する場合があります。
プラスチック製品など製造コストの上昇を抑えきれず、販売金額に転嫁する場合は少なからず家計に影響を及ぼすでしょう。
石油施設への攻撃で株価への影響は?
今回の石油施設への攻撃で株価にはどんな影響があるかを検証してみましょう。
今回の石油施設への攻撃によって世界の石油産出量の5%が喪失してしまったという報道がありました。
原油価格が高騰することによって製品の製造コストに影響を与え、企業の収益悪化の懸念があるため、株価への悪影響が想定されます。
物流の燃料代も高騰することが懸念されます。
一方で供給側の企業では株価が上がる傾向があります。
日本株に関してはエネルギー資源を海外に依存していることもあり総じてマイナス影響が懸念されます。
まとめ
今回はサウジアラビアの石油施設への攻撃による生活への影響について記載しました。
中東関係での情勢悪化は目には見えづらいですが、日本に住む私たちにも影響があるため、できれば穏便にしていていただけるとありがたいと思う今日この頃です。
引き続き中東情勢には注視が必要です。
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