可視光通信なんて通信手段があったのか

www.nikkei.com/article/DGXMZO52929080T01C19A2FFE000/
可視光通信なんてものがあったというのを今日の日経電子版を見て初めて知りました。
気になったついでにどんなものか簡単に調べてみたので共有します。
人に見える光で通信を行う可視光通信
可視光通信は文字の通り、人に見える光で通信をする手段のようです。
光には人に見える光と人に見えない光があって人に見えない光で有名なのは赤外線や紫外線です。
赤外線はすでにテレビのリモコンや一昔前の携帯電話(ガラケー)でアドレスの交換手段として使われています。
紫外線は人体にあまりいい影響がないようですが、コーティング剤などを固める際に用いられたり使い方によっては有用な光です。
では可視光通信とはいったいなんなんだ?ということなんですが、私たちが普段から目にする光を使って通信を行うことのようです。
可視光通信のメリット
光を使って通信をする可視光通信のメリットは何でしょうか?
人体に悪影響を及ぼさない
1つは人体に悪影響がないという点が挙げられるようです。
普段浴びている光を受信たり発信したりして通信を行うので、電磁波のようなものは全くなく人体にに影響がないようです。
他の通信がどの程度人体に悪影響があるのか定かではありませんが、普段使っているLEDの照明を通信に使うため、悪影響がないというのは納得できます。
飛行機や工場などで使用できる
飛行機や工場などでは重要な通信を行なっている場合に電波妨害をしてしまうと致命的な事故や欠陥を起こす可能性があります。
可視光を使った通信であればその心配はないようです。
可視光通信は通信の範囲が分かり易い
可視光通信は目に見える光を通して通信する手段なので、光を遮れば通信を遮断できるようです。
なので柔軟に通信範囲を変更でき、どこまで通信がされているかが一目瞭然になります。
光が漏れてれば情報漏洩ってことですかね?笑
メリットでもありデメリットでもありそうです。
可視光通信は使い方次第では便利になりそう
今回の日経の記事に出てくる光芽科技という会社はスマートフォンユーザー以外も視野に入れたサービスを開発しているよう。
可視光通信できるデバイスを使えばスマートフォンを使えない子供や高齢者を対象としたサービス展開ができるそうです。
確かに介護施設などでは医療機器などに影響しない通信方法はいいかもしれないですね。
ただし、可視光通信が増えてくると互いに干渉してしまう可能性もあるので、どこで使うかは要検討が必要そう。
自動販売機の同時購入にそこまで需要があるかという点に関しては疑問ですが、使い方次第では便利なサービスを作ることもできそうだなと感じました。
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