クラシックカメラの分解組立に挑戦してみる

クラシックカメラの分解組立に挑戦してみる

何を思ったのか、クラシックカメラの分解組立って面白そうだなと年始に思ってしまい、挑戦を始めました。

ハードオフに行くとジャンク品として積み上げられているフィルムカメラ

これを直して使えるようにしたらどんなにいいか

フィルムカメラで味のある写真を撮るのって楽しそう!

将来は子供にこのフィルムカメラを渡したい

お父さんが直したカメラだよ!って言ってね

そんな妄想を繰り広げながら、全くやり方もわからない素人ですが、挑戦を始めることに。

最初は分解組立なんてする気はなかったんですがね…

フィルムカメラを調べているうちにライカっていうカメラを見つけて、いいなーと思って眺めたんですが、とんでもなく金額が高いんです。50万円オーバーが当たり前

趣味で気軽に始めるには遠く存在です。

なのでまずは安いジャンク品のカメラを直して使うということから始めようかなーと思いました。

とりあえず本を買ってみる

まずはどんな準備が必要かもよくわからない状態だったので、とりあえず本を買いました。

とりあえずやりたいこととマッチしてそうな本があったのでAmazonで頼んでみました。

購入して待っている間に妄想は膨らみます。

もしかしたら、ジャンク品を生き返らせてメルカリで売ったらビジネスになるんじゃないか?

そんな妄想をしながら待っていました。

しかし、本が手元に届いて、本を読んでみるとそんなことはやめておけ的なことが書いてありました。

素人がやると分解痕も残るし、やはり修理用の道具はいいものを使わないといい写真も撮れない可能性がある。

カメラの調整に関しても、専用の道具を使わないとうまくできないよ

ということが書いてあったので、自分で使うように限って修理できるようにしたいという目的にスイッチしました。

もし、私と同じようにジャンク品を生き返らせて販売しようと考えている方がいればあまりお勧めはしません。

それでも修理業で生きていくという方はどうぞ。

ジャンクカメラを買いにハードオフへ

ジャンク品といえばハードオフですよね。

棚に積まれたジャンク品の山は見る人にとっては宝の山なのかもしれません。

本を購入して初心者入門編のカメラの種類がいくつかあったので、それがあるか探してみました。

Pentax SVとの運命的な出会い

分解組立初心者入門編のカメラにもいくつかありましたが、私が初めて選んだのはPENTAX SV

本の情報によると電子基板もなくて、メンナンスさえしっかりすれば長く使えるカメラとのこと

♪───O(≧∇≦)O────♪

しかもかなりの年代物

自分の親世代が使っていたような代物です。

ハードオフで売っていたのを手にとってみてました。

使い方もよくわかってないですが、シャッターを切ろうとしてもシャッターを切れないしろもの。

これはかなり直し甲斐があるぞと思い購入しました。

レンズもないと修理しても使えないなと思い、レンズも合うものを探してみたのですが、合うものがなく…

別のお店へ探しに行くことに。

そもそもどんなレンズが合うんだろうということもわからず、ネットで調べながら探すことに。

現代というのは便利ですね。ジャンク品で売られているカメラに合うレンズの探し方なんて30年くらい前では到底できなかったことでしょう。

技術の発展に感心しつつ、ノスタルジーな世界感を持つフィルムカメラの修理を楽しんでいる自分がいます。

カメラのキタムラでレンズを発見

ハードオフで見つけたカメラに合うレンズを探しに、カメラのキタムラへ

まぁ半分期待はしていませんでしたが、ありました。

どうやらSuper Takumar 55mm F1.8というレンズが合いそうだということをネットで調べてわかっていたので、それを探すことに。

な、な、なんとあるじゃないですか!!

ジャンク品で2,000円程度で売っていました。

試しにつけてみてもいいですか?と店員さんに聞き、付け方もわからないまるで童◯のような感じで店員さんに聞きつつレンズがを付けてみることに。

ハマった!!!!

見事に装着できました。

ジャンク品とジャンク品が出会った瞬間です。

もうすでに見た目はいい感じなのでインテリアに使う分には十分です。

しかし、直して使いたいというのが今回の目的。

素材は揃ったのでいよいよ直してみることにしました。

準備する工具

精密ドライバー

分解する為にドライバーは必須です。

精密ドライバーであればどんなものでもいいと思いますが、押し付けながら回しやすいものが良いかと思います。

ネジが固い場合、しっかりドライバーを押しつけながら回さないとネジ頭をナメてしまう場合があります。

そうなるとどうにもできなくなってしまうので、グリップの効くものを用意しましょう。

ピンセット

ピンセットに関してはどんなものでもいいと思います。

100円ショップなどでも置いてあると思うので準備できると便利です。

かなり細かいネジがあるので、つまむ時に使用したりします。

最悪無くてもなんとかなります。

カニ目レンチ

こちらはまだ私も準備できていない道具になりますが、カニ目レンチというものが必要になります。

カニ目レンチというのは俗称で本当はレンズオープナーとかいうようです。

Amazonで売っているものを購入してみたのですが、少しサイズが大きすぎてうまくネジを回せませんでした。

秋葉原辺りに行けば売ってそうなので機会をみて行ってみたいと思います。

いずれにしてもレンズのメンテナンスには必要そうな工具なので、レンズがのメンテナンスも考えている方は用意しておきましょう。

カメラの分解途中経過

こんな感じで意気込んで分解を行っていますが、取り外せない部品が出てきているので、工具を用意して対応したいと思っています。

今回は分解途中までですが、今後分解を進めていく過程や組立の過程も随時更新していきたいと思います。

カメラ分解の諸先輩方からのアドバイスも随時募集!