取り組むべき仕事とどちらでもいい仕事の見極め

ニュースを見ると新コロナウイルスの流行によって、大企業の働き方にも少しずつ変化が出てきているように感じます。
テレワークや在宅勤務での仕事のやり方の推進。
これを機に本当に取り組まないといけない仕事はなんなのか一度整理ができると良いのでは?と感じています。
やらなくても影響のない仕事が炙り出される
今回の一件によって、やってもやらなくてもいい仕事が明確になる場合があります。
資料づくりや会議を取りやめても何の影響もなかったよね?
そんな反省ができればいいのですが、反省できないと今までのやり方を引きずってしまう。
なので本当に必要な仕事なのかはよく見極めること。
これによって超時間労働の是正につながっていくのではないかと思います。
これだけ理由付したとしても何かの理由をつけていわゆるムダな仕事を始めてしまう可能性はありますが。
特に立場が上の人はよく考える必要があります。ちょっとした思いつきで部下に仕事を依頼すると立場が上であればあるほど仕事を増やしていきます。
しかしやってもらわないといけないことはやってもらわないといけない。
どう仕事を見極めるというのがこれからの働き方には必要になってくるだろうと考えています。
イシューからはじめよを読んでみて
仕事の見極めが必要なのはわかるけど、どうすればいいのかわからない時に一つヒントとなる本があります。
「イシューからはじめよ」
この本を読んでみて、取り組むべき仕事の見極めというのは非常に大事だと思いました。
全ての仕事を場当たり的にこなしていくと「獣の道を通らなければいけなくなる」
それよりは価値のある仕事、バリューのある仕事を見極めて仕事をする方が圧倒的に生産性が高いということだそうです。
この記事を書いているのもイシューから始めよを読んで感化されたところもあります笑
全てを丸呑みする人ばかりではないと思いますが、非常に参考になる本なのでぜひ読んでみてください。
今の日本の働き方
今までの日本の働き方といえば高度経済成長期に合わせて作られた働き方でした。
経済は右肩上がりだった時代にはとにかく根性で働けば成功していた。
そういった過去の成功体験に縛られてきたような気がします。
本当にやるべき仕事かどうかを問うことはタブーとされてきたように感じます。
先行き不透明な時代になったからこそ今やるべき仕事は何かしっかり見極めて仕事に取り組んで行きたいものです。
自分の仕事は自分で選ぶ時代に
全てが自分で選べるというわけではありませんが、これからは自分の仕事は自分で考え、選択して行く時代になっていくように思います。
というのも何も考えずにする仕事というのはテクノロジーの発展とともに少なくなっていってしまうと考えるからです。
もう世の中ではやれ自動運転だAIだなどと言った具合にITテクノロジーの進歩がめざましい状態にあります。
このような時代の中では自ら考え、仕事を選択していく力をつけていかなければいけないと考えています。
こんなことを言うとおそらく年上の方は「偉そうに!」とか思われるでしょうが、口には出さず徐々に力をつけておくようにしておくと今後の仕事に役立つかもしれません。
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